生前整理で切手の価値を最大限に高めてあげよう
今回、父の遺品である切手を切手買取業者に買い取ってもらいました。このときに思ったのが、「生前整理をしておいてくれたら楽だったな」という愚痴です(笑)
1ヶ月以上かけて最高の査定をつけてくれる業者を探しましたがかなり大変だったからです。それに、最初に母が切手を発見したときは捨てようとしましたからね(笑)
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今回16万円で買い取ってもらうことができた切手を捨てていたらと思うとゾッとします。そんなわけで、親父が生前にしっかりと対応していてくれたら良かったな、という愚痴が出たわけです。
この経験から、僕もゆくゆくは子供のためにも生前整理をしておかなくちゃね、っと思いました。
話がいきなりそれてしまいましたが、このページでは切手を生前整理しておくとこんなにもメリットありますよということを伝えるために書いてみました。
これから生前整理をお考えの方はぜひ参考にしてください。
生前整理とは
まずは生前整理とはなんぞや!?っというところですが、簡単に言えば、「生前に自分の持ち物を整理すること」です。ここでいう整理とは、「残すもの」と「処分するもの」に分類することを指します。
なので、所有物のなかから家族のためになるであろうものは残し、それ以外を処分(売却)することと思っていただくとわかりやすいと思います。
切手を生前に整理するメリット
ではなぜ生前整理をした方がいいのでしょうか? もちろんメリットがあるからです。
家族の負担を減らす
おそらくこれがもっとも大きなメリットになると思います。
親父はもともと物をたくさん持つ人間ではありませんでした。なので、遺品整理自体は簡単でした。(切手除く)
しかし、一般的にはそこそこご自分の所有物をお持ちだとと思います。その中で、家族からすると価値があるものなのか無いものなのか判断に困るものがあります。
例えば、骨董品や釣具などがいい例です。
なんでも鑑定団など見ていると、ゴミに見えるようなものでも驚きの査定が出ることもありますよね。なので、判断に困るんですよ。
もしかしたら売れるんじゃないか?って。そうなると査定に出してみたり、価値が無いなら処分しなくてはいけません。
親父が残した釣具もちょっと迷いました。最終的には処分しましたが、シマノの釣具だったのでもしかしたら売れたかもしれません。
また、遺品を売ったり処分したりすることは、親父の息子として胸が痛むことでもあります。これは遺品整理をした僕の実感です。
生前整理をすることで、こういった負担がなくなるんですね。
自分で残すものを決められる
自分で整理することでどうしても残してもらいたいものを家族に伝えることができます。
例えば、思い出の切手などがそうですね。また、せっかく収集した切手だけは売ってほしくないといった希望を伝えることもできます。
もちろんあとの判断は家族に任せることになりますが、自分の思いを伝えることは大切なことだと思います。
僕だったらそのように聞いていたら売ることはしませんし、遺品として大切に残しておいたはずです。
早めに売ることで切手を高く売ることができる
切手は早ければ早いほど高く買い取ってもらうことができます。これはセールストークのようにも聞こえますが事実です。
例えば、切手買取業者の話だと、プレミア切手は5年前の1/3の価値になっているとのこと。今後はさらに価値は落ちるだろうとも話していただけました。
くわえて時代の変化とともに、少額切手(5円、10円、15円など)の買取率も下がってきているそうです。今では使いづらい少額切手は需要がないため、査定員の方も頭を悩ませていました。
このようなことから、1日でも早く売ることは、切手の価値を最大限に活かした処分方法になるんですね。
将来的に家族に譲るつもりであれば生前整理の時点で売るようにしましょう。
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